こんにちは、自衛隊募集相談員のワイズです。
今日は、本日から志願受付が始まりました。
一般曹候補生と、年間を通して志願受付してる
自衛官候補生について説明させていただきます。
一般曹候補生とは
陸上・海上・航空自衛隊の曹となる自衛官を養成する制度です。一般曹候補生は、入隊後2年9月以降選考により3曹へ昇任します。自分の能力に合わせて、知識と技能を高めてゆくことが可能です。
一般曹候補生とは、18歳以上33歳未満の者を対象に、陸上、海上、航空各自衛隊の部隊勤務を通じて、その基幹隊員となる陸・海・空曹自衛官を養成する制度です。応募資格年齢を比較的広くとっているため、高校新卒者はもちろん、高専卒、大卒、社会人経験者まで多様な経歴を持った人材が一般曹候補生として入隊します。
募集要項
応募資格
日本国籍を有する18歳以上33歳未満の者
※32歳の者は、採用予定月の末日現在、33歳に達していない者
募集期間
【第2回】
令和6年7月1日(月)~9月3日(火)
【第3回】
令和6年10月1日(火)~11月28日(木)
※第1回及び第2回で採用予定数を満たせる場合、第3回は実施しない場合があります。
試験科目
1次:筆記試験及び適性試験 2次:口述試験及び身体試験
試験各回と対象
令和7年3月高等学校卒業予定者又は中等教育学校卒業予定者は第2回及び第3回の受験となります。
試験日程
【第1回】
1次 令和6年5月17日(金)~26日(日)
2次 令和6年6月15日(土)~6月30日(日)
【第2回】
1次 令和6年9月14日(土)~22日(日)
2次 令和6年10月12日(土)~10月27日(日)
【第3回】
1次 令和6年12月7日(土)~12日(木)
2次 令和7年1月6日(月)~13日(月)
採用予定数
陸上自衛隊 男子 約3,700名 女子 約500名
海上自衛隊 男子 約1,380名 女子 約250名
航空自衛隊 男子・女子 約1,400名
合格発表
【第1回】
1次 令和6年6月6日(木)
最終 令和6年7月18日(木)
【第2回】
1次 令和6年10月3日(木)
最終 令和6年11月21日(木)
【第3回】
1次 令和6年12月23日(月)
最終 令和7年1月30日(木)
入隊
令和7年3月下旬~4月上旬
※上記の他に設定する場合があります。
応募から受験までの流れ
一般曹候補生の募集は、7月上旬から9月上旬に行います。受験にあたっては、事前に志願票を最寄の地方協力本部へ提出してください。
一般曹候補生の試験は、1次試験、2次試験が行われます。
第1次試験
筆記試験(国語、数学、英語、作文):高等学校卒業程度
適性検査
合格発表:地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)
第2次試験
口述試験
身体検査
合格発表:地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)
各種処遇について
俸給
198,800円(高卒)、209,500円(大卒)(地域手当等を除く。)※学歴、職歴等により異なります。※大卒者の初任給は、複数年かけて217,000円まで引き上げられる予定です。
賞与
年2回(6月、12月)
昇給
年1回
勤務地
各都道府県の駐屯地又は基地など
勤務時間
8:15~17:00(勤務地により異なります。)
休日等
週休2日制、祝日、年末年始・夏季特別休暇、年次有給休暇(年間24日)など
保険
団体生命保険、生命共済、団体傷害保険、火災保険など
取得機会のある資格について
【車両関係】
●自動車整備士(1〜3級)
●大型自動車運転免許(1種)
(自衛隊以外の大型自動車運転には限定解除が必要)
●大型特殊運転免許
●けん引免許
【船舶関係】
●小型船舶操縦士
●潜水士
【航空関係】
●航空管制官
●航空無線通信士
【医療関係】
●救急救命士
●准看護師
●臨床検査技師
●診療放射線技師
【その他】
●危険物取扱者(乙種第4種)
●公害防止管理者(第1〜4種)
●ガス溶接(アーク溶接)技術者資格2級ボイラー技士
●電気工事士
●パソコン検定(3・4級)
●英語検定(2・3・4級)
●ワープロ検定(3・4級)
●情報処理(1・2級)
●調理師免許
●栄養士
自衛官候補生について
採用後「自衛官候補生」(特別職国家公務員)に任命され、自衛官となるために必要な基礎的教育訓練に専念する新しい採用制度です。自衛官候補生として所要の教育を経て3ヶ月後に2等陸・海・空士(任期制自衛官)に任官します。
任期制自衛官とは、陸上自衛官は1年9ヶ月(一部技術系は2年9ヶ月)、海上・航空自衛官は2年9ヶ月を1任期(2任期目 以降は各2年)として勤務する隊員のことです。教育訓練を受けた後に各部隊・基地等に配属されます。約9ヶ月後、1等陸・海・空士に昇任し、さらに1年 後、陸・海・空士長に昇任します。
募集要項
応募資格
18歳以上33歳未満
ただし、32歳の者にあっては、採用予定月の末日現在において、33歳に達していない者に限る。
受付期間
年間を通じて受付
試験科目
筆記試験、口述試験、適性検査、身体検査及び経歴評定※
※経歴評定とは、多様な経歴を有する受験者の能力を総合的に評価するものです。
試験日程
受付時にお知らせします
合格発表
試験時にお知らせします
入隊時期
採用予定通知書でお知らせします
各種処遇について
自衛官候補生(3ヶ月間)
手当
157,100円(月額)
※自衛官候補生手当については、法律の改正により改正される場合があります。
任用一時金
221,000円
※2士に任官する際に支給します。また、自衛官任用後、 1年3ヶ月未満で退職した場合、償還金を償還しなければなりません。
各種手当
扶養手当が該当者に支給されます (それ以外の手当は支給されません)。
勤務時間
8:15~17:00(勤務地により異なります。)
休日等
年次休暇のほか、年末年始等の特別休暇等があり、 週休2日制が実施されています。
2士に任官後
俸給
198,800円(高卒)、209,500円(大卒)
※学歴、職歴等により、異なります。
※大卒者の初任給は、複数年かけて217,000円まで引き上げられる予定です。
昇給
年1回
賞与
年2回(6月、12月)
退職手当
任期を満了した際には、2年間の勤務で約64万円、 3年間の勤務で約104万円、2任期目で約157~162万円支給されます。
勤務地
各都道府県の駐屯地又は基地など
勤務時間
8:15~17:00(勤務地により異なります。)
休日等
年次休暇のほか、年末年始等の特別休暇等があり、 週休2日制が実施されています。
取得機会のある資格について
【車両関係】
●自動車整備士(1〜3級)
●大型自動車運転免許(1種)
(自衛隊以外の大型自動車運転には限定解除が必要)
●大型特殊運転免許
●けん引免許
【船舶関係】
●小型船舶操縦士
●潜水士
【航空関係】
●航空管制官
●航空無線通信士
【医療関係】
●救急救命士
●准看護師
●臨床検査技師
●診療放射線技師
【その他】
●危険物取扱者(乙種第4種)
●公害防止管理者(第1〜4種)
●ガス溶接(アーク溶接)技術者資格2級ボイラー技士
●電気工事士
●パソコン検定(3・4級)
●英語検定(2・3・4級)
●ワープロ検定(3・4級)
●情報処理(1・2級)
●調理師免許
●栄養士
一般曹候補生は、定年まで勤務出来、自衛官候補生は、1任期〜3任期勤務した後に他の職種に転職となりますが、本人の希望があれば選抜試験に合格すれば、曹に昇任し、定年まで勤務できますよ。
次回は、自衛隊の階級等についてご説明したいと思います。